学生の頃、三浦綾子さんの小説を読みました。
まだ、ノンクリスチャンの時です。
最初に、自伝小説の「道ありき」というのを読みました。
感動しました。そして、本を読んで初めて、涙が出た体験をしました。
あるクリスチャンの、真実な生き方に感動したのです。
三浦さんは、13年間カリエスという寝たきりの、重病でした。
その三浦さんが、健康になるのを待って、結婚したのが、三浦光世さんでした。
光世さんの生前の動画を、昨日、ユウチューブで、見ました。
光世さんも、綾子さんも、すでに、召天されてます。
綾子さんが亡くなった後、光世さんが語っている動画でした。
「献身的に綾子さんに介護なされた、と、いろんな方々によく言われますが、
綾子が、私に本当によくしてくれたんです。」と動画の中で、語られていました。
それは、本当に、光世さんの心からの思いのようで、伝わってくる言葉でした。
綾子さんは、結婚された後、朝日新聞の懸賞小説で当選されて、小説「氷点」で、デビューします。
でもその後も、いろんなご病気になります。
病弱な、綾子さんを、光世さんが本当に献身的に、助けたと、周りの方々が、思うのは当然かもしれません。実際そうだったと思うのですが、光世さんご自身は、綾子さんによくしてもらったと、本当に、心からそう思っていたのです。そうでなければ、あんなに献身的に
綾子さんに接していくことはできないということですね。
綾子さんの、小説や、文章を読んでいけば、光世さんの言っていることが、
本当であることを、理解することができます。綾子さんの言葉は、本当に人々に、感動と
影響を与える、ものでした。それは、懸命に生きた方の、言葉で、小説の中でも、そのような、綾子さんの洞察の言葉が、人々の心を打つのですね。それは、クリスチャンであっても、信じてない一般の方々でも同じでした。
ですから、非常にたくさんの方々に感動を与えたのが、三浦綾子さんの言葉でした。
でもそれは、クリスチャンの生き方の、根底をなすものではないかと思わされます。
真実ですね。(写真 東北道の景色)
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