1:10から、イエス様が昇っていってしまうと、弟子たちは何が起こったのかわからず、
ポカンと、天を見つめて動かなかったのですね。一体、この後どうなるんだろう、と
わからなかったのです。それで、恐らくみ使いでしょう、白い衣を着た人が二人、
説明してくださいました。イエスキリストは、天に上げられて、また戻ってくると。
同じ有様で、またおいでになると。
そうです、イエスキリストは、再び帰ってくるのです。世の終わりに、再臨することを
聖書は預言しています。どこにでしょうか、オリーブ山です。オリーブ山から昇天した主は
オリーブ山に帰ってきます。
ゼカリヤ書14:4その日、主の足はエルサレムの東に面するオリーブ山の上に立つ。
とあります。そして、オリーブ山が真ん中で、二つに裂けるとあります。
このオリーブ山って、意味深いところですね。ゲツセマネの園は、オリーブ山なのです。
イエス様が、熱心に祈られたところ。ゲツセマネとは油絞りという意味なのだそうです。
オリーブの油は、絞られるでしょう。そのように、イエスキリストが、心を振り絞って
祈られたところなのです。そして、オリーブ山の頂上に行くと、エルサレムが一望できます。エルサレムのために祈るのには、もってこいの場所です。イエス様は、このオリーブ山で、終末の預言をしています。(マルコ13:3)そして、マルコ11章では、信じるなら、山が動くと弟子たちに教えて言っています。これは、オリーブ山の近くで言った言葉です。ですから、イエス様の頭の中には、再臨の時、オリーブ山が、真っ二つに裂ける、そのイメージがあって、言った言葉であり、主が帰ってくるとき、オリーブ山は、動くわけなんです。
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